
お寺の未来を語り尽くす
お寺の未来、お寺の未来総合研究所代表で
おてらおやつクラブやまいてらを運営しております井出悦郎さんが当院2回目の御来山です。
開山2年目2019年以来の再会に心が躍りました。
著書 「これからの供養の形」は、宿坊やゲストハウス、書斎に備え愛読しております。
お寺の数は現在77000軒、コンビニが55000軒ですのでコンビニより遥かに多い寺院が日本には存在致します。
江戸中期には15万軒あったとされ、今やその半分。
私の憶測では現在の寺院の数は急激に減少に転ずると考えております。
住職が不在のお寺の数も急増しており、これからのお寺の未来というのは、住職の人柄や人格は勿論のこと、経営(護持)能力が問われることは明らかです。
私が思う地域に生きる僧侶に大切な心は
誰よりもその地域を愛すること。
時より、私の田舎なんて…などという悲しい言葉を耳にすることもあるが、僧侶が地域を諦めてはいけないのだ。
私もまだ遠く及ばない立場ではあるが、地域の為、お寺の未来の為、100年後を見据えて時には嫌われる立場になろうとも、決断を重ねていかなければならないと鼓舞して活動しております。
開山2年目の期待と不安に満ちた普賢院の姿と、
未来へ進む確信に満ちた開山8年目の普賢院の姿。
井出さんの目にはどのように映ったでしょうか。
宿坊にお寺の未来を懸けた宿坊坊主の挑戦はまだまだ続きます。

06月14日
院代:菊池 雄大
院代:菊池 雄大